地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、
産学官が連携し地理空間情報と衛星測位の利活用を推進する場
近年、クラウドの普及やSNSの浸透、マッシュアップによるサービスの拡がりなど、情報通信における技術革新にはめざましいものがあり、またスマートフォンの急速な普及やWi-Fiなど無線通信環境の充実により、日常生活や経済活動にかかせない位置と時間の情報(G空間情報)をいつでもどこでも取得できる環境が整いつつあります。
さらに、平成22年9月にはより高度な測位を可能にする準天頂衛星 初号機「みちびき」が打ち上げられ、2010年代後半を目途に4機体制へ整備、将来的には7機体制に拡充することを目指すなど、衛星測位分野においても今後も大きな進展が見込まれています。
こうした状況の中、「G空間EXPO」は、地理空間情報活用推進基本計画(平成24年3月27日閣議決定)に基づき、G空間社会の裾野を広げることを目的に産学官の連携により、平成22年9月に 「G空間EXPO(2010)」、昨年6月に「G空間EXPO2012」と、これまで2回開催され、G空間社会の実現へ向け広く一般の方々の理解を促すとともに、G空間関連産業の発展に努めて参りました。
これらの成果を踏まえ、「G空間EXPO2013」においては、G空間情報の最先端の技術やサービスを集結し、展示、講演・シンポジウム、体験イベント等を通じ、広く一般の方々に未来をつくる日本の技術やサービスを紹介する場とするとともに、新たな技術やサービスの創出や既存のそれらの高度化・発展に関する民間事業者等の提案や創意工夫を掘り起こす場とし、取り組んで参ります。